[Firefoxの検索バー関連の拡張機能] 
Firefoxには検索バーがついており、Webブラウザからの直接検索ができます。
Firefox用の追加プログラムである拡張機能を利用すると、検索がさらに便利になります。
このページでは、Firefoxの検索関連の拡張機能をいくつか紹介します。
Ready2Searchでの検索プラグイン作成：Ready2Searchを使うと、Internet ExplorerやFirefoxで使用できる検索プラグインの作成、保存、伝達が簡単にできます。
ブラウザからの直接検索インデックス：Webブラウザの検索バー、Googleツールバーに検索設定を追加するためのカテゴリー別検索エンジンリストです。
Firefoxの検索バーの基本的なカスタマイズはFirefoxの検索バーをカスタマイズする方法を参照してください。
拡張機能のインストールと設定
Firefoxには機能を修正したり、追加したりする拡張機能（extension）というプログラムがあります。Mozilla Japan - アドオン - Firefox - 拡張機能でも紹介されている通り、検索関連の拡張機能もあります。
- 検索プラグインとは異なり、拡張機能は削除しても、その影響が残る場合があります。Windows 2000/XPにおいて、Firefoxの設定のバックアップをとっておくには［C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla］にあるFirefoxというフォルダをコピーしておいてください。（Application Dataは隠しフォルダなのでWindowsのツール→フォルダオプション→表示→『すべてのファイルとフォルダを表示にする』にチェックを入れないと表示されません。）コピーした段階のFirefoxに戻したい場合は、変更後のFirefoxフォルダの名前を変更して、コピーしたFirefoxフォルダを設置してください。
- Windows 2000/XPで［C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla\］にFirefoxというフォルダがなければ、Firefoxの起動と同時に作成されます。このフォルダの名前を変えたり、削除するとFirefoxをクリーンインストールすることができます。
- Windows Vistaの場合は[C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox]、Windows 98/MEの場合は[C:\Windows\Application Data\Mozilla\Firefox] Macintosh（OS X）では[~/Library/Application Support/Firefox/]、LinuxやUnixでは[~/.mozilla/firefox/]に個人ファイルがあるようですので、読みかえてください。
Firefoxに拡張機能をインストールするには、Webページ上のインストールのリンクをクリックします。インストールを問い合わせるウィンドウが出るので、怪しいサイトや拡張機能でなければ、今すぐインストールをクリックします。インストール終了後、Firefoxの再起動が促されるので、再起動すると拡張機能が導入されています。
拡張機能の設定やアンインストールは[ツール]→[アドオン]から行います。
設定できる項目があれば、[設定]を行うことができます。この画面から、機能を一時的に無効にする[無効]やアンインストールする[削除]が選択できます。
検索関連の拡張機能の例
検索関連の拡張機能をいくつか紹介します。
Firefox用のGoogleツールバーhttp://www.google.com/tools/firefox/toolbar/T3/intl/ja/
Googleのサービスと連携できるツールバーをFirefox上に出すことができます。Googleツールバーに関してはGoogleツールバー（カスタマイズ検索+RSSリーダー+...）やGoogleツールバーの検索設定をカスタマイズする方法を参照してください。Ready2Searchで作成した検索プラグインをGoogleツールバーに組み込むこともできます。
Firefoxの検索バーと両方表示するか、Googleツールバーの入力欄だけにするかを選択することができます。
Web Search Prohttps://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/552/
Web Search Proを使うと、Firefoxの検索設定を細かく指定できます。検索エンジンを切り換えた段階で検索したり、Webページ上の語句をドラッグ＆ドロップで検索できるゾーンを指定したりできます。
SearchWPhttps://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/376/
検索バーからの検索後にページ内検索を行ったり、検索語句をハイライトしたりできます。ただバージョン1.0では、日本語版のFirefoxに使うと英語にもならず、ドイツ語での説明になってしまうようです。説明がドイツ語でも、Firefox上での表示は日本語になるので、インストール時および設定時を除いて日本語使用に問題はありません。
- 拡張機能を何も入れていなくても、[F3]を押せば、ページ内検索のツールバーが表示されますが、再入力する必要があります。
- Googleツールバーの検索欄に入力した場合は、Googleツールバーのページ内検索が使えます。
- 非公式の日本語版がhttp://space.geocities.yahoo.co.jp/gl/alice0775/view/20070108にあります。
- 類似の機能をもつ拡張として All-In-One Search buttonがあります。All-In-One Search buttonは公式に日本語対応しており、太字や拡大を含めハイライトの表示をカスタマイズできるという長所があります。一方でSearchWPでは、複数の語句を入力した場合のページ内検索でも、各語句がバー上に表示されるのでページ内検索が便利です。好みに合う拡張を使ってください。
Mozilla.orgのページから日本語FirefoxにSearchWPをを追加すると、再起動後に以下のようなポップアップウィンドウが出ます。『SearchWPを使うためには、検索ボタンや強調（ハイライト）ボタンをツールバー上に出す必要があります。今すぐカスタマイズしますか？』という意味のドイツ語が表示されます。チェック項目は『もう一度このメッセージを表示する』という意味なので、ここにチェックを入れずに、『はい』をクリックします。
検索バーの左隣にでも、ページ内検索ボタンとハイライトボタンを入れます。
拡張機能の設定から、SearchWPの設定ができます。ドイツ語での表示ですが、ドイツ語はこれで終了ですので、以下を参考に好みの設定をしてください。
- 上側の囲いの1つめの[in der〜]は、検索語句をメニューバーにできるだけ表示することを意味し、2つめの[in der〜]はメニューバーに指定した数だけ検索語句を表示する。3つめの[nur in〜]は検索語句をメニューに表示せずにプルダウン形式にすることを意味しています。
- 下の囲いは、強調表示するために最小文字数を指定してます。
SearchWPの設定が終われば、検索バーからの検索後にページ内検索ボタンを押すことで、ページ内の語句を検索できます。また強調ボタンを押すことで、検索語句のハイライト表示ができます。
