Firefoxでは検索バーだけではなく、アドレスバーからもスマートキーワードを使って直接検索ができます。
このページでは、スマートキーワードの検索方法や設定方法を紹介します。
検索バーとアドレスバーで、カスタマイズした検索を使い分けることができます。
Firefoxの検索バーの基本的なカスタマイズはFirefoxの検索バーをカスタマイズする方法を参照してください。
Firefoxには、スマートキーワード(キーワードサーチ or クイックサーチ)というアドレスバー(ロケーションバー)から検索を行う機能があります。スマートキーワードは検索バーから独立していますが、カスタマイズした検索をWebブラウザから簡単に行える点は共通しています。検索設定を使い分けて、アドレスバーと検索バーの両方で検索することができます。
日本語版のFirefox(2.0.2)以降をインストールしたままの状態で、アドレスバーに検索語句を入力してEnterキーを押すとYahoo! Japanでの検索になります。
検索バー同様、このスマートキーワードもカスタマイズした検索設定を導入することができます。例としてLead2Amazonの音楽検索(音楽トラック情報付)をスマートキーワードに導入します。
(1)検索ページへ行き、検索に関するオプションを指定しておきます。(javascriptやcookieで制御している場合は、うまくいかないかもしれません)(4)名前、キーワードを入力し、適当なフォルダを作成先に選択してOKを押します。このキーワードがアドレスバーに初めに入れる記号になります。
(5)設定終了後は、アドレスバーに[(4)で指定したキーワード 検索語句]を入力することで検索することができます。
Firefoxのツールバー[ブックマークの管理]から、スマートキーワードのカスタマイズや追加ができます。右クリックだけでスマートキーワードに設定できない場合や検索結果の表示件数を変更することもできます。
カスタマイズしたい検索エンジンを選択し、右クリックでメニューを出し、プロパティをクリックします。%sの箇所にエンコードされた検索語句が挿入される形式です。GET形式に関しては、Sleipnir等の検索設定と同様にカスタマイズができます。ブラウザからの直接検索インデックスからつながっている検索エンジンの指定方法のページにあるSleipnirのリクエストを参照してください。{all}を%sに変更することでスマートキーワードをカスタマイズできます。
またスマートキーワードのエンコード(検索文字の変換方法)は、ブックマークの管理からは指定できません。Windows2000/XPの場合は、[C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles]下にあるbookmarks.htmlをエディターで開き、『LAST_CHARSET』を加筆したり、書き直したりできます。スマートキーワードをブックマークの管理から作成した場合は、『LAST_CHARSET』の項目がなく、標準設定の[UTF-8]が使用されるようです。[LAST_CHARSET="EUC-JP"]や[LAST_CHARSET="Shift_JIS"]を記入することでエンコードの指定ができます。
検索エンジンを指定するキーワードを入力せずにスマートキーワードを使う場合、標準設定が使われます。この標準設定に使う検索エンジンを指定したり、検索設定をカスタマイズしたりすることができます。
(1) 『about:config』とアドレスバーに入力すると、Firefoxの設定一覧が表示されます。(2)フィルタに『keyword.url』と入力すると、スマートキーワードの標準設定のURLを抽出できます。ダブルクリックをするか、右クリックメニューから値を変更をクリックします。
(3)初期設定では、『data:text/plain,keyword.URL=』と頭に付いていますが、全て削除してから検索設定のURLを入力してください。検索設定のURLはブラウザからの直接検索インデックスからつながっているページにあるSleipnirのリクエストから{all}を抜いてください。エンコードがUTF8であれば日本語が通ります。
固定されたショートカット不要の[Ctrl+L]のアドレスバーからの検索と[Ctrl+K]の検索バーからの検索を使い分けることができます。